(登場人物は実在ですが、ストーリーとキャラはたなかあきら作です)
これまでのあらすじ
<登場人物>
ウェールズ内の一国を治めるハウェル。
乱暴者も勉強し落ち着いてきた。
ハウェルの弟クラドグ。かなりお調子者。
ウェールズの最権力者イドワル。冷静で冷淡、冷血。
ハウェルを敵対視するようになる。
最強国イングランドのアゼルスタン王。
イングランド王とハゲ野郎の企み
それでイドワル君、どういう事だね。君に、ハウェル君が私の所に来るように、と伝えるように言っておいたはずだが。ハウェル君は何年経ってもまだ来ないぞ。
ちゃんと伝えたのか?
いえ、それには事情がございまして。ハウェルは、私の命令を無視して国を放り投げ、海外に逃亡していた不届きな野郎です。
先日、ふらりと戻ってきて、誰の許可もなく勝手に法など作りやがったのです。ですので、アゼルスタン閣下の御言葉を伝えることが出来ませんでした。
うむ。
以前、多くの略奪をするなど乱暴者の前科があるハウェルです。ウェールズで動けなくなったので、きっと海外で悪さを企んでいたのでしょう。けしからん奴です。
なるほど
私もウェールズ統治者として監視の目が届かなく申し訳御座いません。国に戻り、ハウェルを呼び出し処罰をいたします。
そうか。いい訳はともあれ、要は伝えてませんだな。ハウェル君も、君の事を嫌になったんじゃないかな?はっはっはー
うんうん、分かった分かった。もう、いいよ。
はっ?どう言う事でしょうか?
イドワル君、君にもう用は済んだ、帰っていいよ。せめて、毛の様子を気にしてはどうかな、ハゲ野郎さん。
はっはぁ?
いっいかん、アゼルスタン閣下のご機嫌が悪くなってしまった。それにしてもハウェルの野郎め、気に食わぬわ。アゼルスタン閣下は何をなさる気だろうか?
イングランド軍、突如現る
最後に
このストーリーでは徐々にハゲ野郎イドワルの立場が悪くなってます。
イドワルが変な事を考え無ければ良いのですが・・・
また次回をお楽しみに。
イドワルに最適
ハウェルに関する本。
※おススメ記事です
最後まで読んでくださり有難うございました。
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