(18.7.25更新)
イギリスのウェールズは世界で最もお城の密度が高いと言われている国で、多くの歴史遺産が残っています。
今回は、すっごく見晴らしの良い鉄壁感漂う要塞チェプストウ城へご案内いたします。
チェプストウはウェールズとイングランドのまさに国境にあり、ブリストル海峡の美しい絶景が見渡せるおススメのスポットです。
- これお城!!目を見張る頑固な要塞、チェプストウ城
- ウェールズにあるけど、フランスからやってきたノルマン人が建てたお城
- お城からの景色が美しい!!!
- ずばり、ウェールズとイングランドの国境にあるのです
- 景色の美しさはこれで終わりません~
- まとめ(絶壁と一体となった要塞と美しい自然とのマッチング)
これお城!!目を見張る頑固な要塞、チェプストウ城
バスに揺られてのんびりとした街に降り立ち、ワイ川の対岸を見た時に見る景色に目を奪われます。
んっ、巨大な岸壁?えっ、お城??
ではもう一度。
悠々と流れる川の対岸には断崖絶壁の岩が鎮座していると思いきや、その上には威圧するようなでかい要塞が立ちはだかって岸壁と一体化しています。これはすごい!僕は急いでお城に近づいていきました。
チェプストウ城に入る前に、少々お城の歴史についてお話し致します。
ウェールズにあるけど、フランスからやってきたノルマン人が建てたお城
チェプストウ城はノルマン人貴族のウィリアム・フィッツオズバーンが1067年に建て始めました。
前年の1066年にイングランドを征服したフランス系ノルマン人のウィリアム征服王(ウィリアム一世)の力を、ウェールズ南部を治めていたウェールズ人の王(リース・アプ・テウドウル)に見せつけ威圧するために建てられたお城です。
この前のウェールズ北部のコンウィー城と同じ、ウェールズにあるけどノルマン人が建てたんですね~
そうですね。チェプストウ城があるウェールズ南部は北部よりも早めにノルマン人のイングランドが支配したので、13世紀にイングランド王のエドワード一世がウェールズを征服してからはチェプストウ城の重要度が下がったようです。
お城からの景色が美しい!!!
お城に近づいてみました。どっしりとした威厳ある風格にとても威圧感を覚えます。こういう力強いお城好きですね。中に入ってみまるとすごく要塞感満載です!!
でーん!
どーん、さすが要塞!
お城の上から見るワイ川や街の風景が一望出来て、素晴らしい景色です。お城からはパワーを得たように力が出てきますし、景色を見ると心がすーっと気持ちよくなります。
ワイ川(Wye)の悠々とした流れ
チェプストウの街
自然に癒されお城からパワーを貰い一石二鳥ですね~
ずばり、ウェールズとイングランドの国境にあるのです
このチェプストウ城はまさにウェールズとイングランドの国境に位置しています。
ワイ川(Wye)を挟んでお城側はウェールズのモンマウス地方で反対に渡ると、イングランドのグロースター地方になります。
橋のウェールズ側
川の橋を渡ったイングランド川
面白いですね~。国境の警備塔みたいな役割ですね。
景色の美しさはこれで終わりません~
ワイ川沿いには散策コースがあり歩てみました。山の中でハイキングをしているようで、大自然をとっても楽しめます。
行き交う人に絶景ポイントがあると聞き行ってみました。美しいワイ川と新緑だけでなく、ブリストル海峡まで見渡せます。この素晴らしい風景は言葉にできないので写真を見てください。
手前がワイ川、奥がブリストル海峡。僕の腕では美しさは表現し切れません(笑)
こ~れは素晴らしいですね!!
まとめ(絶壁と一体となった要塞と美しい自然とのマッチング)
チェプストウ城はこのように個性あふれるお城ですし自然の絶景も楽しめます。
場所もウェールズの中ではロンドンから最も近い国境にありますし、高速バスでもお手軽に行けます。
お城がお好きな方でもしイギリスに行かれることがありましたら、おすすめの場所です。
参考:Welcome to Chepstow in South Wales
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