皆さんはイギリスのウェールズをご存知でしょうか?
ウェールズは「世界で最もお城密度が高い」と言われており、四国程度の面積に数百ものお城が存在する歴史深い国です。しかし、日本ではウェールズについてもウェールズの歴史について殆ど知られていませいん。ウェールズにはどんな歴史があるのだろうか?シリーズで分かりやすく書いて行きます。
※なぜウェールズは知られていないのか?こちらをご覧ください。
簡単に言うとウェールズの歴史は・・・
ここでは主にウェールズの原形となるグウィネズという国が作られた5世紀頃から、ウェールズの独立が事実上失われた15世紀初めまでの、北部ウェールズを中心とした歴史についてお話ししていきます。
はいっ。ウェールズはどんな歴史なのですか?
とても端的に表現すると、紀元前数世紀頃からブリトン人と呼ばれるケルト系民族がグレートブリテン島に住むようになり、1世紀~5世紀まではローマ帝国の支配下にあったんだ。
ローマ帝国がグレートブリテン島から撤退した後、しばらくはウェールズ人の祖先であるブリトン人が統治していたけど、ウェールズ人同士の領土争いの内乱やアングロ・サクソン人(現在のイングランドの原形となる国々)との戦いが続いたんだ。
更にフランスからやって来てイングランドを征服したノルマン人の侵略に合いやがてウェールズも征服されてしまい、古代から中世にかけて戦乱続きの時代だったのです。
ウェールズの歴史を時代で分けてみた
分かりやすいように、呼び名をつけて時代を区分してみました。
①ローマ時代(~4世紀前半)
:ローマ帝国支配の時代
②ブリタニア時代(4世紀前半~7世紀前半)
③戦乱時代(7世紀前半~9世紀前半)
④統一時代(9世紀前半~10世紀中盤)
⑤南北朝時代&戦乱時代(10世紀中盤~11世紀後半)
:ウェールズ王室が北と南の2つに分かれて後継を争った時代
⑥プリンス・オブ・ウェールズ時代(11世紀後半~13世紀後半)
:再びウェールズが統一されプリンス・オブ・ウェールズが始まった時代
⑦ノルマン時代(13世紀終わり~15世紀初め)
※この区分は、たなかあきら独自に行ったものです
ひょー、本当にずっと戦乱の時代ですね
これから1つ1つお話ししていきますね!
よろしくお願いします!!
そして、語りに語ったウェールズの歴史纏めはコレ!
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最後まで読んでくださり有難うございました。
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