イギリスやウェールズの伝説の英雄アーサー王はどんな人物であったのか?アーサー王の行動をチェックして人物像に迫ってみます。
アーサー王にはどんなイメージを持っているかい?
強い、残酷、魔法、かっこいいい・・・そんな感じです。
なるほどね。なかなかいい線行っているね~ じゃあゆっくりとアーサー王の性格をのぞいてみよう!
アーサー王は本当に気品があるのだろうか?成功のポイント
アーサー王物語の文学小説「アーサー王の死」を読むと、寛大な、気高い、気品がある と何度も出てくるです。本当にそうなのでしょうか?
確かにアーサー王は戦いに明け暮れていたんだ。円卓の騎士とともに、多くの敵軍を残忍にも惨殺していますよね・・・
どこに気品があるのでしょうか?
たしかにそう言われるとそうだな・・・敵に対しては残虐な戦いをしていたようだ・・・戦いを離れるとそうではなかったようだ。
どんな人物なんですかっ
客人は十分にもてなし、困った人には自分の分がなくなっても分け与え、戦利品や領土も仲間にすべて分け与える寛大な人物だったようだ。自分の利より他人の利を優先したんだな。
アーサー王は仲間を疑わず信じ、このため皆はアーサー王に忠誠を誓い円卓の騎士もどんどん増え、英雄と上っていったと思うな。
アーサー王の恋愛はどうだったのだろうか?
アーサー王は英雄だから結構もてたんだろうな~
ん~そうだったかもしれないし、そうでないかもしれない。
アーサー王はあまり恋愛は上手くなかったのかも知れないぞ。
本当ですか?
推測だけど2つ考えられるかな。
一つ目は、アーサー王は恋愛についてこう話しているんだよ。
「ほとんどの騎士の愛情は心の中で自由なのだ。決して束縛されない。もし束縛されたなら、それから逃れようとするだろう。」
ん、どんな考えからの言葉でしょうか?
俺は決れられた恋愛には縛られず、自由に恋愛したいんだ!という気持ちか
俺は恋愛には縛られない、自分の信念に従って生きるんだ!という気持ちか・・・
僕は後者の自分の信念に従って生きる方かなと思います。
そうだな。神への心、忠誠心は決して恋愛では束縛されないと解釈できるな。
というのも、
二つ目に、映画「円卓の騎士」でこんな発言がみられるんだ。
王妃:「妻の頼みでも夫は聴いて下さらないの?」
アーサー王:「夫以前に私は国王だ!」
神や仲間との忠誠、王としての責務を果たすために自分は『こうあるべきだ』
とルールを決め、それに反する物は受け入れないという態度がうかがえるな。
アーサー王は意外と鈍感?失敗のポイント
アーサー王は優しく寛大でいい人の反面、頑固で融通の利かない面も浮かび上がってきたね。人の恋愛キューピットになってみたりおせっかいな面もちょっとあったり、
意外と鈍感な面もあるんだよ。
あのアーサー王、鈍感なんですか? えーっ、聞きたいです!
王妃が円卓の騎士ランスロットと通じていることに全然気がついていないし、皆バレバレなのにそんなことはない!と最後までランスロットと王妃を信頼しているし。甥のモルドレッドが反乱を起こす予兆や、ランスロットの浮気によって円卓の騎士同志の信頼関係に亀裂が入っているときも気がついていないようだったなあ。
アーサー王は「こうであるべき」という真面目さと誠実さで仲間を増やし戦いにも勝ち英雄になっていきましたが、頑固で柔軟さのなさがさまざまな変化を受け入れず問題を見過ごしてしまい破滅へと追いやったのかもしれません。
おまけ:アーサー王のスムージー
こんかいのお話は以前にイベントでお話しした内容を中心に書きました。イベントは僕が話す内容をイメージしたスムージーを作っていただきました。
以下はスムージーの写真と作っていただいたローフードの先生のページです。
今回のまとめ:アーサー王の性格
英雄の言動を注意深く読み取ると、意外な人物像が浮かび上がって来て、違った面でも歴史を楽しむことが出来ます。
ちなみに性格分析学である「エニアグラム」で、アーサー王のタイプと思われる性格は
こう書かれています。
・完璧を求める人
・こうすべきという発言する傾向にあり、その思いが強いあまり他人を責めたり
大切な人間関係にひびが入ってしまうことも。
・真面目でしっかりして頼りがいがありますが、硬いイメージを与えることも。
結構アーサー王に似てますね。
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