2020-02

ウェールズの歴史

ウェールズ王室分裂の始まり(Aberffaraw家とDinefawr家の創立)

9世紀に北ウェールズのロドリ大王はウェールズの小国を束ねて、初めて大部分のウェールズを支配下に置きました。 ウェールズの結束を強めるためには、息子たちに早めに領土を継承して基盤を固めることが必要だと、考えました。 当初はうまく機能しましたが、ロドリ大王の思惑はうまく行かず、ウェールズ王室の分裂へとつながっていきました。この詳細についてお話いたします。
30人のウェールズ王

ロドリ大王(Rhodri the Great)中世ウェールズで初めて小国を束ねた王

中世ウェールズは主に4つの国に分かれていましたが、1つの国も多くの国に分かれてそれぞれの領主が統治していました。というのも、中世ウェールズでは財産や領土は領主の息子達で均等に分ける事がしきたりでした。 このため、10世紀までウェールズが統一...
30人のウェールズ王

ローマ軍を破ったウェールズ王Eudaf Hen(エウダヴ・ヘン)の勇敢な行動

時代はローマ帝国の支配下にあった、4世紀のウェールズ。 ウェールズの首長であったエウダヴ・ヘン(Eudaf Hen、オクタヴィウス(Octavius)とも呼ばれる)はローマ帝国に反乱を起こし、ローマ総督や新たに送られてきたローマ軍を破り、ブリタニア王を宣言する荒業にでました。 このエウダヴ・ヘンの反乱について紹介いたします。