ヴィンランド・サガのモデル人物「ソルフィン・カルルセフニ・ソルザルソン」の興味深い家系

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アイルランドの探検家であるソルフィンは、漫画ヴィンランド・ サガではトルフィンとして活躍しています。

 

実在人物のソルフィンの簡単な概要と家系を紹介するとともに、 祖先には意外な伝説上の英雄およびシェイクスピアの作品の主人公として登場する人物にたどり着きましたので、 併せてご紹介いたします。

 

ソルフィンの概要と家系

 

ソルフィン・カルルセフニ・ソルザルソン(Thorfinn Karlsefni Thordarson)はアイスランド出身の探検家です。

 

ソルフィン・カルルセフィニの父親はソールド・ソナラーソン・ ホースヘッド(Thord Horsehead、Snorrason)、母親はソーラン(Thorunn)です。

※家系図は後述を見てください

 

ソルフィンの曽祖父スノッリの時代に、 恐らくノルウェーからアイスランドに移住し、 島の北部にあるスカーガフィヨルズル湾の付近にある父ソールドの 領地で育ちました。そしてソルフィンは晩年、 この地に戻り隠居したと言われています。

 

1000年にレイフ・エリクソンが新大陸ヴィンランド( 現在のアメリカ大陸)へ到達していました。ソルフィンはそのヴィンランドへ定住を試みます。

レイフの妹で未亡人になっていたグズリーズと結婚し、1010年頃にエリクソンのルートに従い、65人の乗組員とと も(140人の説もあり)にヴィンランドに到達しました。

ソルフィンとグズリーズの夫妻がヴィンランドにいる間に、子である スノッリが生まれた。

 

スノッリはヴィンランドで生まれた初めてのヨーロッパ系子孫と言われ、多くのアイスランド人のルーツになっています。

 

 

ソルフィンとヴァイキングの英雄ラグナルとのつながり

 

ソルフィンの先祖をたどると、北欧ヴァイキングの英雄で、 デンマーク、ノルウェー、 スウェーデンを治めた伝説の王であるラグナル・ ロズブロークに父方の直系の血筋で繋がることが分かりました。

・Ragnar Lodbrok(ラグナル・ロズブローク:9世紀の伝説のヴァイ キング北欧王)

・Björn Ironside(ビョルン・アイアンサイド:9世紀の伝説のヴ ァイキングでスウェーデン王)

 

 

ヴァイキング~海の覇者たち~(Vikings) はラグナルの活躍を描いたとても人気のあるドラマです。

👉ヴァイキングのことが良くわかるドラマ ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン1のあらすじ

 

ソルフィンからラグナルに繋がるまでの家系を簡単に記します。

 

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実はシェイクスピアの名作とのつながりも

 

ソルフィンの先祖ラグナルの、更に先祖をたどると、 シェイクスピアの悲劇の名作「ハムレット」 に主人公に繋がることも分かりました。

主人公ハムレットは、 伝説上の王子アムレートがモデルとなっています。

 

アムレートからソルフィンに至るまでの血のつながりを簡潔に記した記事がありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

 

www.rekishiwales.com

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 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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