メモリー オブ クラドグ

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クラドグ・アプ・カデル像

 

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メモリー オブ クラドグ

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「前回は、中心的なキャラクターであった、クラドグが消えてしまいました」

 

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「実に残念な最後であったな・・・」

 

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「僕、クラドグを最初から振り返ってみたいと思います」

 

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「それ、いいな。各場面を取り上げながらクラドグを思い出そう」

 

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「最初に出てきたのは、まだ兄のハウェルと共に暴れまわっていた頃でしたね」

 

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えへへ、どうも、ごっちゃんです~

 

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ハウェルとクラドグはダヴィッドに侵入し、自分が昔アナラウドから受けた略奪や放火の行為を繰り返した。

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「このころは、隣国を攻め略奪を繰り返した狂暴な存在だったなあ」

 

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「後に兄ハウェルの妻となるエレンが住む国、ダヴィッドを攻撃して、エレンを人質に取ったときなんかは、完全にワルでしたね」

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「人質にとったつもりのエレンは気が強く、逆にクラドグとハウェルはやり込められていた場面は、面白かったなあ」 

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もし、いやだ、と言ったら?
野蛮な男、無能の男はいや、と言ったでしょう。

 

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こ、この女!! 

 

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無能じゃなかったら、怒らないわよね。

 

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くくくく・・・

 

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私が一声かけたら、どうなるかお分かり?

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「だけど、こんな場面が続いて、3人は仲が良くなっていくんですよね」

 

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「そうそう。エレンの強気に押されて、ハウェルもクラドグも野蛮な戦いをやめるようになって、戦いなしで国を守ろうとしていったな」

 

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「ストーリーを振り返ると、エレンの思うつぼにハマっていったということでしょうか」

 

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そうよ、そうよ。ケレディギオンはどうするのよ

 

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いっその事、兄貴について行っちゃいますか?

 

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ローマね。そうね、それもいいわね。

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ところでエレンのアネさん。ぐふっ、最近急に俺達、意見が合いまっすね。

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「ところで、クラドグは宿敵イドワルへのスパイ行為がバレて、殺されてしまったんですけど、いつからスパイを始めてたんですか」

 

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「調べてみると、第8話の時にすでに出現していたんだよ」

 

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「え、そんなに早い時期から?」

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何だかデハイバース付近がさわがしいですよ、イドワル様。

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うぬ。ハウェルが暴れているようだな。

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いかがしましょうか。
軍を派遣して黙らせましょうか。奴の親父の時の様に。

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「すでに、そのころから作者は仕込んでいたようだな」

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「そういえば、クラドグがスパイをやっている事を、ほのめかしているような場面も徐々に出てきてましたね」

 

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「うむ、今言われるとそうだな。いやにクラドグは情報を詳しく知っていたしな」

 
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なに、クセものっ。誰っ、何しにここに入ってきたの
 
(・・・)
  
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何?誰?
 
(オレっすよ)
 
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へっへっへっ。アネさんを脅かすつもりじゃ無かったけど。
 
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なんだ、クラドグ、驚かさないでよ。変わった服装で分からなかったわ。

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「ほんと、あたかも味方のふりして、しょっちゅう敵のイドワルと会話してましたね」

 「それが、とうとう見つかってしまって・・・・うっ、うっ、うっ」
 

 

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イドワル様を怒らせてしまったな。ワシの恐ろしさを思い知らせてやるぞ! くそっ、今に見てろ!国中の有りったけの猛者たちを集めてこい!
 
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え~、戦いするんすか?
 
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当たり前だ! ハウェルに脅しをかけに行くぞ!
言われた通りやれ!

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はっ

 

 ※スパイがバレた場面

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「クラドグにも夢があったなあ」

 

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「クラドグは兄のハウェルが大好きだったんですよ。ハウェルがローマで勉強して賢くなったので、自分もハウェルのように賢くなりたいなあって」

「それが、かなうことがなくて、残念です」
 
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さすがは兄貴。賢いなあ。兄貴、俺も一緒に行っていいすか? 俺も勉強して学者になろうっと。
 
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帰ったらクラドグにも教える、って約束だったな。
 
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あっ、そうすっよ、そうっすよ
へへへへ、俺も兄貴に学んで、賢くなるんすよ、へへへへ。
 
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ひぇっ、、、⚪︎✖︎△?∞W(`0`)W✖︎✖︎✖︎▫️((((;゚Д゚))))))) 
何すかこれ? 言葉っすか?
 
 

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「僕、クラドグの好きな場面を、いくつかあげます」

「やっぱり、アネさんのエレンとの漫才のようなやり取りが好きですね。クラドグの名言も入ってますね。夢に向かって生きていけば、人生何が起こるか分かんナイスよ」
 
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やっぱり俺は勉強して賢くなり、ウェールズの大臣になるんすよ。
 
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ダメよダメダメ。さっき計画にもならないって言ったでしょ。
 
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夢に向かって生きていれば、人生何が起こるか分かんないすよ。
 
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クラドグの言う通りだな。
無理と分かっても夢は大きく、挑戦するのが男だ。
 
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そうすよ、そうすよ、兄貴の言う通りっす。夢を持つと、何が起きても人生楽しいっすよね〜。ワクワクするな〜
  
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そうねぇ、クラドグの熱いドクドクとする情熱は認めるわ。
だけど、頭はクラクラなのよね〜
 
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何か言いました?アネさん!
 

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「それと、根っから戦い好きの性格が出たところ。ちょっとかわいいです」

「クラドグの戦士としての強さですね。ハウェルとともに、強すぎる!」

 

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数万の兵が集まっているそうっすよ。へっへっへ、兄貴〜
久しぶりっすよ、兄貴。思いっきり暴れてやりましょう~♡

 

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うひょ〜、奴ら射ってくるみたいっすよ〜♡
ハウェル兄貴、攻めましょ、攻めましょ。
うひょひょひょ、たまんないっす、この感覚~♡
見てくれよ、俺の剣がまだかまだかって言ってるっすよ。

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最後に

 

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 「たたかうカムリ戦士」はこれから佳境に入りますので、最後までご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
 
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「よろしくッス」
 

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「あっ、クラドグ」

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最後まで読んでくださり有難うございました。

 

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