こんにちは、たなかあきらです。
映画「英国王のスピーチ」(The King’s Speech) は、吃音症に悩むジョージ6世が、ひとりの言語療法士に出会い、吃音症を克服し、国民の前でスピーチを成功させる内容です。
治療を受ける前は、吃音症のため何度も言葉がつっかえ、ひどくスピーチをすることを嫌っていたそうです。
そこで、実際のジョージ6世の、吃音が見られるスピーチと治療後のスピーチの動画を集めてみました.。
吃音まじりのジョージ6世(ヨーク公爵の時代)
1925年に開催された大英帝国博覧会でジョージ6世は、父ジョージ5世のかわりに出席して、吃音まじりでスピーチがうまく行かなかったことが、治療のきっかけになったようです。
※1925年の大英帝国博覧会の様子(スピーチは写っていません)
State Opening Of British Empire Exhibition By H.M. The King (1925) – YouTube
そして、ジョージ6世は1926年に言語療法士ライオネル・ローグに出会い、吃音症の治療を始めました。
次の動画は、治療中の1930年のスピーチの動画です。よく見ていると、途中で何度も止まったり吃音が混じっている様子がうかがえます。
こちらは1934年のジョージ6世のスピーチです(こちらも、まだヨーク公爵だった時代です)。治療の効果が出ている様子で、多少はあるのかもしれませんが、殆ど吃音は感じられないように思います。
ジョージ6世になってからのスピーチ
こちらは、1938年の大英帝国博覧会でのスピーチです。吃音は殆ど感じられず(後半ちょっとあるように思いますが)、堂々としたスピーチに思います。
こちらが、映画「英国王のスピーチ」に用いられた、1939年の第二次世界大戦の宣戦布告時の実際のラジオ演説です。(ラジオなので音声だけです)
こちらは映画でのスピーチです
実際の英国王ジョージ6世の素顔に迫った感動のドキュメンタリー作品。当時の貴重な映像や、関係者たちへのインタビューを交えながら、映画では描ききれなかったジョージ6世の魅力に迫っている。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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