こんにちは、たなかあらです。
ウェールズの直系の血筋を引くテューダー朝。テューダー朝2代目のイングランド王、ヘンリー8世(在位1509年~1547年)は稀代の悪王として名高いです。
ヘンリー8世の悪事を笑い飛ばそうと、悪事をパロディー化した動画を集めてみました。
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ヘンリー8世の悪行
まずは、ヘンリー8世の行ったことを簡潔に述べます。
・世継ぎに男の子を渇望し、6度の結婚。男の子が産まれたいとなると無理やり離婚したり、処刑を行った(アン・ブーリン、キャサリン・ハワードは処刑)
●妻たち
キャサリン・オブ・アラゴン
アン・ブーリン
ジェーン・シーモア
アン・オブ・クレーヴズ
キャサリン・ハワード
キャサリン・パー
・初代の妻キャサリンとの離婚は、ウルジー枢機卿によって進められ、反対する貴族らは反逆罪をでっち上げられ次々と処刑された。カトリックからは認められず宗教問題にまで発展し、ローマ教皇と対立。
・イギリス国教会を分離させ宗教改革を断行した。贅沢三昧のヘンリー8世は国の財政を破たんさせていた。この宗教改革をクロムウェル中心で行い、修道院を解散させその財産を没収し、財政を建て直した。
これらはとても悪評を呼び、特に妻との離婚・処刑は、当時としてもショッキングな出来事であったのではと思います。
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パロディー曲
ミスタービーンのローワン・アトキンソンがヘンリー8世役となり、悪事をパロディーにしてロック調で歌っています。表情などがとても面白いです。
離婚・処刑・死とユーモアたっぷりに歌っています。劇場でオーケストラの演奏をバックにしており、パロディーとはいえ超本格的、芸術的です。
ABBAの名曲「Money、Money、Money」の 替え歌で、「Henry、Henry、Henry」という題名です。妻たちの怨念が感じられます・・・
こちらは妻たちの怨念ではなく、妻たちがヘンリー8世に詰め寄る場面を、ミュージカルで演じています。妻たちは歌で攻め立て、頭を抱え追いつめられるヘンリー8世。面白いです。
最後に、ヘンリー8世の言い分も聞いておきましょう。実は、ヘンリー8世は芸術性に優れ数々の曲を作曲しています。最も有名な曲が「Pastime with good company」。コマーシャルで使われたこともあり、どこかで耳にしたことがありそうな曲です。
中世の雰囲気が漂う、ロックバージョンです。ディープパープルの中心人物で、ブリティッシュロックの大御所、リッチー・ブラックモアの演奏です。
良き仲間との気晴らし、私は死ぬまで楽しもう
誠実な仲間は、 悪習が消えるほどの価値があるのだ
価値あるものなら用い、 欠陥あるものは拒否する、というのが私の心だ
(一部抜粋、たなかあきら訳)
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最後まで読んでくださり有難うございました。
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