こんにちは、たなかあきらです。
ランスロット(Lancelot)は、アーサー王物語などに登場する伝説の人物で、円卓の騎士の中では最強と言われています。
このランスロットの名前の人は、これまでに何人くらいいるのか、面白いデータを見つけたので紹介いたします。
ランスロットの概要
ランスロット(Sir Lancelot、ラーンスロット、ランスロ、ランスローとも呼ばれる)はアーサー王の円卓の騎士の中では最強で最も活躍した人物です。
アーサー王に忠誠は誓っているものの、王妃グィネヴィアとの不義の恋となり、円卓の騎士たちが分裂する原因を作ってしまいました。
ランスロットが初めて登場するのは、クレチアン・ド・トロワの「ランスロまたは荷車の騎士」であり、この話がアーサー王物語(トマス・マロリー著の「アーサー王の死」)に取り入れられた、と言われています。
👉最強の円卓の騎士、湖の騎士ランスロットの生い立ちから女性関係まで
ランスロットの名前の意味
LancelotはLance+lotに分けられ、lanceは槍という意味で、lotはそのままの意味では、「くじ、運命、地区、一束の」などの意味です。
「槍の使い手」そんな意味になるのでしょうか。
ランスロットという名前を持つ人たち
地域別のランスロット
ランスロット(Lancelot)は過去からこれまでに、
・フランス・・・1万人以上
・イギリス・・・約2000人
・アメリカ・・・約900人
・オーストラリア・・・約900人
いたという調査内容があります。
(なぜか日本において1500年までに北海道室蘭付近に7人いたということになっています)
地域で見ますと、ランスロットの出身地といわれているブルターニュ地方が半数近くをしめており、フランス西部~ベルギー、フランス南部と、中世にガリアと呼ばれていた地域に集中しています。
次いで、アーサー王物語の地であるイングランド、スコットランドが多いです。
アメリカではバージニア州、オーストラリアでは南西部が多いです。
人々の移住の歴史を見ると、ランスロットの名前の広がりについて何か分かるかもしれませんね。
時代別のランスロット
1600年以降でみますと、1600年代前半に多く見られましたが、その後は全くすたれて、1980年代から再びつける人が多くなり、1990年以降は急増しています。
1600年代は、アーサー王物語やランスロットの話が広がったためでしょうか。
1990年以降は映画やゲームなどの影響があるのかもしれません。
2000年~2019年までには
全世界で約250人、ランスロットと名付けられたという調査内容です。(190人と大部分がフランスです)
※参考サイト
このサイトで調べてみました。遊んでみるのも楽しいです。
Ieyasu(家康)、Nobunaga(信長)と打ち込んでも出てきます
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
👉ランスロットのモデル人物を探る その1:ランスロットの父バン王の実在人物を調べた
コメント